価格帯とサポート体制に満足しています
使用されていた他社ソフトからICSに切り替えた決め手を教えてください。
まず、使用していた他社ソフトより費用面でリーズナブルだったことでした。「システムの対応範囲が広いけれど自動チェック機能が備わっていない」と外聞は良くなかったのですが、試用したときに「そんなことないな」とイメージが変わりました。元々しっかりしたベンダーのソフトを基幹としたかったこともあり、ICSに決めました。市販ソフトを組み合わせて運営している事務所もたくさんありますが、その構成に変えるつもりはないですね。
ICSの使用感を教えてください
職員からは省力化の面で非常に役に立っていると聞いています。私も電子申告やデータ変換を行うことがあるのですが、電話サポートの対応が素晴らしいです。実際に我々の会計事務所の業務のことも理解できる社員がいることが何より素晴らしいと思いますね。そのような人材がいることがICSにこだわる理由かもしれません。
黒字転換の次の一手にICSの分析資料を
顧問先とのやり取りはどのようにされていますか?
上手くんαシリーズを導入した顧問先もいますが、他の会計事務所から引き継いだ顧問先は市販ソフトで自計しているケースが多いです。基本的には処理していただいたデータを抽出してICSに変換し、職員がチェックしています。他社からクラウドやAI関係のソフトが発売されたとき、世の中の急激な変化に危機感をつのらせたことがありましたが、我々会計事務所側が抱いていたAIによる自動化への期待が大きかったこともあり、AI化に取り組んでみると「そんな魔法のようなシステムなどない」と実感しました。現実は想像していた半分も移行していないため、しばらくは方法を変えないつもりです。
現在関心を持たれているICS製品はありますか?
経営計画システムです。元より経営支援型の事務所を目指していて、最近では昨年銀行から紹介された企業を1期で黒字転換させることができました。顧問先の社長がお持ちだった経営へのマイナス意識の原因を探り、社長にしかできない仕事の重要性を伝えていくことで、今では「経営が楽しい」という前向きな言葉まで出るようになりました。次のステップとして、より短期間で業績を上げるための支援を行っています。
予備知識もなく、経営へのモチベーションも低い状態で経営計画資料を持ち込んだとしても、絵に描いた餅になりがちです。当事務所ではまず先に見えない本質的な課題を探り解決することで、数値分析を行う段階に進んでもスムーズに提案することができます。その際の一助としてICSの経営計画システムは有用だと考えています。
経営者の意識改革を促すシステムを望みます
ICSへ期待することはありますか?
職員の傾向として、決まったことを決まったように毎月繰り返すルーチンワークは得意なのですが、経営そのものや数値化できない作業、無から有を作り出すクリエイティブな作業は非常に苦手です。
経営者教育や経営支援のための計画作りや予実管理はICSを活用できますが、思考プロセスを含めた支援システムが新たに搭載されたなら他社との差別化にも有効だと思います。もちろんすぐには難しいでしょうから、例えばセミナーや講習会でイベントを組んでもらえると嬉しいです。
ICSを検討中の方にお勧めの点はありますか?
システムの信頼性です。加えてプログラムの出荷スピードの速さが第一に思い浮かびました。改正対応の案内も早いですし、申告期限に遅れることは絶対に許されない業界で、ギリギリの依頼が舞い込んでも「ICSに問い合わせたらなんとかしてくれる」という安心感があります。最終責任を負うことになる所長にとって、この安心感は何物にも代えがたいと思います。
担当営業からの一言
上月税理士事務所様は訪問時、いつも皆さん明るく挨拶して頂き、事務所の雰囲気も和気あいあいですが、時には真剣に討論され、ON・OFFがしっかりされており、非常に訪問しやすい事務所です。今後とも今まで同様、明るく接してください。
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「女性だけでも税理士業務をきちっとできる」をコンセプトに、顧問先への支援に注力されている新宿法律会計事務所様(山田恵美子先生)にお話を伺いました。