ICSは製品も社風も相性が合う

玉井経営会計事務所(石川県)

構成人数
13名(うち有資格者1名)
システム構成
TS( PremiumTX2550M5-S(T)×TS子機3台×CS12台)
事務所歴
41年 ※昭和56年開業
使用歴
17年

一人一台のコンピューターを実現し職員の負担軽減を図る

ICSを導入したきっかけを教えてください

20年以上他社の会計ソフトを使用していましたが、当時は台数も少なく職員は互いにコンピューターが空くのを待ちながら作業しており、顧問先ごとにフロッピーへ保存し、必要に応じ保管場所へ取りに行っていたような時代です。ただ繁忙期、年末調整の時期になると職員が長時間残業しており、何とか一人一台のコンピューターを持たせ残業時間を少しでもなくせないかと、当時の会計ソフトの担当者に相談し見積りをお願いしたところすごく高額になり、設備投資を躊躇っていました。コンピューターの台数毎にソフトの更新費用が掛かり高額になることから、親しくしていた関西の先生から評判を聞いていたICSに相談したところ、一人一台のコンピューターの導入が予算的に可能となり、ICSに切換えたところ職員にも喜ばれ本当に良かったと思っています。

移行はスムーズに行えましたか?

移行に関しては、前のコンピューターから操作が変わるため職員から当初抵抗はありましたが、こんな問題は慣れの問題であり、いずれ解消すると職員の不満には耳を貸しませんでした。ICSの電話対応は誠に適確で繁忙期でも電話に繋がらないということもなく、導入時のICSの指導も基本的なところだけ受けて個別的な問題は担当者がICSに教えてもらうような形で進めて移行したので当初のような抵抗も最初だけでスムーズに行うことができました。バージョンアップの際も変更分を大まかに朝礼で説明し、あとは個別にICSに問合せしております。

クラウドソフトの導入で一気に自計化が進み顧問先のレベルが上がりました

職員 浮田氏▲

自計化の進み具合はいかがですか?

自計化している顧問先の大半はVPN型の経理上手くんを導入しています。インターネット経由のため、会計ソフトのインストールが不要で顧問先のコンピューターに負荷がかからないこと、顧問先のバックアップ作業が不要なこと、事務所からも同時にアクセスできることに魅力に感じ顧問先へ勧めています。一緒に同じ画面を開きながら説明できるので顧問先に訪問せずに指導できることは大きな利点です。上手くんシリーズにもいくつか種類があり、顧問先の希望により勘定科目内訳書まで作成できる上位シリーズを導入することもあります。Excelなどの別ソフトを介する必要もないため、事務所の書類作成の時間も削減することができました。

クライアントの自計化は半数を超えています。最近は新規契約する場合に上手くんシリーズを導入することを条件にしているほどです。導入時は手本代わりに仕訳データをいくつか入力しておき、経理の経験がない場合は残高の合わせ方などの指導を行います。最初は不慣れでも「毎日操作してくださいね」と呼び掛けて入力業務に馴染んでもらいました。仕訳入力は同じことの繰り返しのため、一か月目は違っていても二か月目は直っているという傾向がよく見られます。違っている仕訳も勝手に直さずに、訪問時や電話で一緒に操作画面を見ながら指導し自計化を推進しています。

顧客の他社会計ソフトのデータはうまくICSに取り込み出来ますか?

ICSでデータ変換を行っています。年に一度だけ確定申告を取り扱っている個人の顧問先は元からご自身で記帳している方が多く、他社の会計ソフトのほうが使い慣れているため継続使用していただいています。ICSで仕訳として取り込んだデータを確認し仕訳日記帳をもとに監査しています。相違無ければ決算整理仕訳を起こし、試算表を添えて残高に差異が発生しないよう更新方法を説明しています。他社の会計ソフトからでもスムーズにデータ変換ができ、非常に便利に思っています。

 データ変換機能の使い勝手はいかがですか?

登録後に顧問先で科目の変更や追加が行われたことに気づかなかった場合でも、変換時に
チェックしてくれるため漏れはありません。

ICSシステムから教えてもらうこと気付かされることもあります

ICSでよかったと思う点はありますか?

システムから色々学べるところです。当時コンピューターを導入する目的は、大量のデータを高速に演算して実労働時間を短縮しなるべく省力化を図ることを中心に考えていましたが、今では人工知能を備え判断業務までできるような時代になりました。別表間のつながりや根拠となる税制が見えないシステムでは、果たして整合性を確認するための知識を身に付けたり、知見を深めることができているのか疑問です。その点ICSには別表間連動機能はありますが、連動元を確認・設定できる機能があり、申告書の作成を通して学ぶことができると考えています。

ICSを検討中の方にお勧めの点はありますか?

ICSはユーザーである事務所との距離感がちょうどよく、非常に心地良いと感じています。自立性を尊重するというのが、ICSの良いところだとおもっています。自計化ソフトの上手くんシリーズをうまくインストールできず問い合わせた際には、担当営業が素早くサポートしてくれたりオペレーターがリモート接続して導入を助けてくれました。どんなトラブルがあっても安心して任せられます。

担当営業からの一言

玉井経営会計事務所様は、長年にわたりICSシステムをご利用いただいております。顧問先の自計化にも積極的に取り組まれており、顧問先の処理形態に合わせVPN型の上手くんと経理上手くんαを使い分けてご利用いただいております。また、玉井政利先生は北陸ICS協議会の副会長をしていただいており、お人柄もよく常に皆様を楽しくさせていただいております。

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