
父の代からICSを使用しています

ICSを導入したきっかけを教えてください
当事務所は先代の父から事業承継したのですが、私が職員として勤めだした頃にはすでにICSが導入されていました。父が経営していたときに、支部の先輩と連れだってICSを導入したと聞いています。当時は会計ソフトの種類も少なく、ICSを導入するまでは「コンピューター会計」の看板を掲げた事務所へデータを持ち込んで打ち出してもらっていたそうですから、導入してからの変化は大きかったと思います。
ICS製品の使いやすさはどうですか?
他社の会計ソフトとの互換性があるため使い勝手は良いですし、搭載されているプログラムなかでは相続税申告が1番助かっています。当事務所は資産税に特化しているわけではないのですが、紹介も含めて相続関係の依頼が1~2か月に1件あり、税理士事務所が扱う頻度としても比較的高いです。期限が決まってから依頼が来ることもありますし、『まずは相続税対策としてシミュレーションしてほしい』という段階での依頼も来ます。相続税申告書の作成のみならず、株価評価などの複雑な計算が必要な帳票もICSで対応できるため便利だと感じています。
クラウド、AIソフトとの連携で顧問先とスムーズにやり取りできています
顧問先への対応はどのように行われていますか?
関与する前から会計ソフトをお持ちであれば引き続き使用していただくこともありますが、導入時には顧問先へ赴き、インストールから会社情報の設定や残高の登録を行い、仕訳の入力方法などを説明します。そして1~2か月に1度、入力データのチェックや必要な資料のお預かりをしに訪問しています。分からないところがあれば直接質問してくださいますし、対面で説明、修正しています。
関与している顧問先は小規模企業が多く、現場や営業活動には増員できても経理処理には割けません。結果として社長が経営の傍らで伝票整理をするという顧問先もいました。その場合は記帳代行からすべてを事務所で対応しますが、手作業で行うと事務所もパンクしてしまうため、AI技術を取り入れました。他社のAIソフトでお預かりした領収書などの書類を読み取り、仕訳をデータ化することで効率的に処理ができます。これにより顧問先には『記帳代行は事務所に任せてください』と言えるため、記帳代行もまたビジネスチャンスだと捉えています。 そして読み取ったデータも他社の会計ソフトと同様にCSVファイルとしてICSに取り込めるため、元帳や試算表の作成、決算業務へスムーズに進めることができています。
業務をより省力化できるソフトを

ICSへ期待することはありますか?
顧問先からお預りした会計資料をそのまま処理できる機能をお願いしたいです。ICSのプログラムはデータベース化され、業務内での連携が取れるようになっていますが、使いこなせていない部分があると感じています。新しいプログラムではサポートセンターに問い合わせることで初めて知る機能もあります。
ICSを検討中の方にお勧めの点はありますか?
サポート体制が良いことです。サポートセンターにはシステムの操作などで迷ったときに電話するとすぐに対応してくれますし、何かあればすぐにフィールドサービスが駆けつけてくれることも助かっています。
担当営業からの一言
小澤晃税理士事務所様は先代から長期にわたりICSをご利用頂いているユーザー様です。会計事務所を取り巻く環境変化に対応する為の情報収集も積極的に行っており、弊社システムやサポート体制に対する要望をいつも提示していただいておりとても勉強になります。
いつもありがとうございます。
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