2025.06.23
お知らせ

[ニュースリリース]
日本ICS、「税理士360構想」の第五弾として、
「請求書管理オプション for DX Connect Gate」を提供開始
~AI-OCRによる請求書の自動データ化で、
仕訳作成から請求書管理までの業務を一体化~

 

2025年6月23日

報道関係各位

日本ICS株式会社

 

日本ICS、「税理士360構想」の第五弾として、
「請求書管理オプション for DX Connect Gate」を提供開始
~AI-OCRによる請求書の自動データ化で、
仕訳作成から請求書管理までの業務を一体化~

 

 

 

 TISインテックグループの日本ICS株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:西林 心路、以下:日本ICS)は、中小企業の経理および総務部門向けに、受領した請求書から仕訳を作成し、支払管理システムと会計システムへ自動で繋ぐことで業務全体をデジタルでシームレスに処理する「請求書管理オプション for DX Connect Gate」を2025年6月23日から提供開始することを発表します。

 

 「DX Connect Gate」は請求書の受領から支払いまでをワンストップで提供・管理できるサービスです。新たに提供を開始する「請求書管理オプション for DX Connect Gate」では、AI-OCRで読み取った請求書の取引内容を自動でデータ化、「DX Connect Gate」に自動連携すると同時に仕訳も自動生成でき、取り込んだ請求書は一覧でデジタル管理ができるようになります。
今回の「請求書管理オプション for DX Connect Gate」の提供において、日本ICSは広島銀行と提携しており、決済処理や支払通知が連携されることで、これまで煩雑だった経理業務の大幅な効率化を実現します。

 

<「請求書管理オプション for DX Connect Gate」利用イメージ>

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■背景

 日本国内において、法人全体の99%以上を占めている中小企業では、限られた人員で多様な業務をこなす必要があり、経理業務においても各担当者のスキルや経験に依存してしまうことが課題となっています。そこで、多くの企業がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し経理業務の改善に取り組んでいる一方、単体のシステムを個別に導入するだけでは、別システムで登録した請求書や支払伝票といった内容の再確認など、分散している支払期限の管理が必要となるため、かえって作業が煩雑化しているケースも見受けられます。
こうした課題の解決に向けて、2025年4月に、請求書の受領から支払いまでをワンストップで提供・管理できるサービス「DX Connect Gate」を、日本ICS、広島銀行、TIS株式会社の3社で提供開始しました。
日本ICSはこの取り組みの一環として、受け取った請求書をAI-OCRにより自動読み取りができる「請求書管理オプション for DX Connect Gate」を開発し、広島銀行と共に広島エリアでの提供を開始しました。

■「請求書管理オプション for DX Connect Gate」の概要

 「請求書管理オプション for DX Connect Gate」は、受領した請求書をAI-OCRで読み取り、自動でデータ化するシステムです。入力の手間を省くだけでなく、自動で仕訳データを作成するため正確でかつ効率的に請求書情報を管理できます。また、複数の請求書を一括で登録することも可能で、登録と同時に、請求書受領・支払管理システム「DX Connect Gate」と自動連携します。「DX Connect Gate」で支払処理が完了すると、その結果が「請求書管理オプション for DX Connect Gate」に戻り、仕訳データが自動的に生成され、会計システムと連携します。請求業務から仕訳作成までのプロセスを一貫してデジタルで繋ぎ、バックオフィス全体の効率化を実現します。

 

<請求書管理オプション for DX Connect Gateシステム画面>

請求書をAI-OCRで読み取った画面イメージです。文字認識した項目には色付きでハイライト表示されます。

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「請求書管理オプション for DX Connect Gate」の主な特長は以下の通りです。

 

<特徴>

1. AI-OCRによる請求書の自動読取
紙やPDF形式の請求書をAI-OCRで文字認識し、自動でデータ化する機能によって、手入力の負担や人的ミスを防止

 

2. 請求書データの一括登録と集中管理
複数の請求書をまとめて登録できるため、支払期日の検索や確認が簡単になり、社内の業務処理速度が向上

 

3. 支払の管理を行う「DX Connect Gate」とAPI連携
請求データを「DX Connect Gate」へ自動連携し、申請・承認・支払いまでの処理を行うことでプロセスを一元管理でき、業務効率化と品質向上を実現

 

4. 仕訳の自動作成
支払完了後の情報をもとに会計システムの仕訳データを自動で取り込むため、作業時間の削減と入力ミスを防止

 

<価格>
利用方法や提供条件に応じて異なります。

 

詳細は以下URLよりご参照ください。
URL:https://www.icsics.co.jp/product/seikyusho-kanri

■今後について

 日本ICSは今後も、「請求書管理オプション for DX Connect Gate」の提携金融機関を順次拡大して全国展開を目指します。請求書や見積書の発行機能の追加に加え、「請求書管理オプション for DX Connect Gate」単体での利用も可能となる機能アップデートも予定しています。
さらに、日本ICSが掲げる「税理士360(サンロクマル)構想」に基づき、全国の中小企業および中小企業を支援する税理士に向けて、操作説明から導入後のフォローアップまでを一貫して行う運用サポート体制を整備し、安心して利用できる環境づくりを進めていきます。

■「DX Connect Gate」について

 「DX Connect Gate」は、「銀行」×「IT」×「税理士」のノウハウを融合させたITソリューションで、企業の請求書受領から精算までのバックオフィス業務を支援するプラットフォームです。銀行への送金指示までをAPIで自動連携し、請求処理をデジタル化することによりペーパーレス化やインボイス対応、支払いコストの軽減を実現します。
なお、本サービスは、TIS株式会社より提供します。

 

詳細は以下URLよりご参照ください。
URL:https://www.tis.jp/service_solution/dx-connect-gate/

■税理士360構想について

 日本ICSは、生成AIなどのデジタル技術の活用やTISインテックグループ内外の企業との連携・協業強化により、従来から提供している税務・会計システム提供を主軸に置きつつ、税理士を取り巻く周囲360度全ての支援メニューを展開していくため、「税理士360構想」を掲げています。

 

第一弾 「税理士360構想」を掲げ、「ICSデジタルポスト」を提供開始
https://www.icsics.co.jp/post-news/46212

 

第二弾 「税理士360構想」の第二弾として、三菱UFJ銀行の「DX 支援スキーム」に参画
https://www.icsics.co.jp/post-news/47421

 

第三弾 「税理士360構想」の第三弾として金融機関向け決算関係書類の電子データ提供サービスを開始
https://www.icsics.co.jp/post-news/48973

 

第四弾 会計事務所の顧問先企業向け経費精算業務自計化パッケージ「ICS デジタルクリップ」を提供開始
https://www.icsics.co.jp/post-news/49707

■株式会社広島銀行について

広島銀行は、1878 年(明治 11 年)の創業以来、地域金融機関として地域の皆さまのご支援とご協力を受けながら歩んでまいりました。ひろぎんグループ各社と共に、お客さまに寄り添い信頼される〈地域総合サービスグループ〉としての企業ブランド確立に向け、金融はもちろん、非金融分野も含めたお客さまのあらゆるニーズにお応えするためのサービスを展開しています。

日本ICS株式会社について(https://www.icsics.co.jp/)
お客様視点での商品開発を企業理念とし、1965年より財務・税務・給与計算システムの開発・製造・販売から保守に至るまで、トータルでサポートするITベンダーです。ICSとは、Independent Computer Service からきており、独創的な発想力をもとにほかに類を見ないコンピューターを使用したサービスを提供することを常々考え、商品開発を行っています。その発想力と技術力で業界トップシェアを誇るIT企業として多数の会計事務所、顧問先にご利用いただいています。

TISインテックグループについて(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループは、国内外グループ2万人を超える社員が『ITで、社会の願い叶えよう。』を合言葉に、「金融包摂」「都市集中・地方衰退」「低・脱炭素化」「健康問題」を中心としたさまざまな社会課題の解決に向けてITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして新たな価値を創造し、人々の幸せと持続可能な豊かな社会の実現に貢献します。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。

【本件に関するお問い合わせ先】
◆報道関係からのお問い合わせ先
日本ICS株式会社 経営管理部
担当者:丸山 直秀、楠井 憲二
TEL:06-6773-3881

 

◆当社サービスに関するお問い合わせ先
日本ICS株式会社 営業戦略部
TEL:06-6773-3881  E-mail:hansoku_info@icsics.co.jp